イタチの種類、日本におけるイタチ

イタチ

イタチの仲間には、数多くの種類が存在しています。そしてそれらのイタチの仲間は、世界各地に分布しています。

以外にも多く種類がいるイタチですが、その種類のうちどのようなイタチが日本には生息しているのでしょうか。今回の記事では、イタチの種類にフォーカスを当てていきましょう。

イタチの種類や、日本に居るイタチはどんなの?

世界各国でのイタチの種類

それではまず、世界にイタチはどれくらいの種類がいるか。現在生息しているものでは、18種類が現在生息していると言われています。

イタチというと日本だけしか生息していないようなイメージがあります。しかし、実際は世界的な規模で分布しています。ただ、愛玩動物として有名なフェレットもイタチの一種ですので、私たちがイタチだと思っていないような動物がイタチの仲間であるケースもあります。

分布している地域も、暖かい場所から寒い場所まで広域です。なので、比較的グローバルな動物だと考えられるでしょう。

日本には5種のイタチが居る

世界には18種居るイタチの中で、日本での生息が確認できるのは5種類だとされています。その中でも特に有名なのが、ニホンイタチでしょう。この種は、日本国内固有の種類だとされています。

その次に私たちの前によく姿を表すのが、チョウセンイタチという種類です。あまり恐れを知らない性格であることから、比較的都市部にまで生活圏を進出させています。また、ニホンイタチについては、チョウセンイタチによって縄張りを奪われているという現状があります。

この二つの他、オコジョやイイズナという種類、そして外来種であるアメリカミンクが日本に生息しているイタチの種類です。

日本におけるイタチの存在〜歴史的観点から〜

昔は妖怪の一種とされていた

日本の歴史的観点からイタチの存在を見ると、様々な興味深い事実が露わになってきます。その一つとして、イタチは昔、妖怪の一種とされていたということが挙げられるでしょう。

妖怪の扱いとしては色々なものがあり、タヌキやキツネと同じように何かに化けて人を騙すことをするとか、不吉な災いをもたらす存在などとされていました。それに、皮膚が自然と切れる現象も「カマイタチ」と呼び、妖怪化したイタチが引き起こすものとしていたのです。

このように、日本の歴史において、イタチは神秘的なものとして畏敬の念を持って見られていたとも言えるでしょう。

近代になり害獣や愛玩動物として認識されている

そんなイタチも、近代になって科学的な物の見方が一般的になると、妖怪として見られることは少なくなりました。

その反面、人の生活圏へ侵入して家に住み着いたり、農作物を荒らすなどして害獣としての認識されるようになったのです。

それとは逆に、フェレットをはじめミンクなど外来種のイタチについては、その愛らしさから愛玩動物としての地位を高めるようになっています。

歴史の変遷と共に、日本人のイタチに対する価値観も、大きく変わってきていることが理解できます。

他にもある、イタチの豆知識!

イタチ由来のことわざが沢山ある

日本は歴史的にも、イタチはその存在感を強く表していました。それゆえか、イタチが由来となったことわざも多く使われています。

代表的なことわざには「イタチごっこ」や「イタチの最後っ屁」などが有名です。なお、イタチごっこの意味は同じことが繰り返されて終わらないこと、イタチの最後っ屁の意味は、ピンチなど非常時の手段を使うことを意味しています。

この他にもいくつかのイタチが関連する言葉はあります。そのような視点で見ると、イタチは私たちの日常会話においても、とても身近な存在であることが分かります。

日本に生息しているイタチはレッドリストへ登録されている

イタチはたまに私たちの生活圏に入ってくるなど、身近な動物です。しかし、イタチはその身近さとは裏腹に、絶滅が危惧されている動物です。特に日本に生息しているニホンイタチやチョウセンイタチは、レッドリストに登録されています。

絶滅が危惧される状況になった理由の一つとして、人が持ち込んだ外来種によって、固有種がその生活圏を追われていることが考えられています。

ある意味で人間のエゴによって、イタチは身近ではない生物になりつつあるのです。

まとめ

イタチは海外に生息しているものを含めると、複数の種類がいます。それに、日本国内においても、ニホンイタチだけではなく数種類のイタチが生存しています。

かつて妖怪として見られていたイタチも、人が作り出した環境の変化によって、愛玩として見られることがあれば害獣として見られるようになりました。それと同時に、絶滅の可能性もあります。適度な距離を保ちながらも、イタチの種を守るような心がけも、私たちには必要でしょう。

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